逗子の公園

海の街、神奈川県逗子市の公園をご紹介するブログ

【体験記】沼間ファミリー広場に行ってきました!

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沼間ファミリー広場

 

公園までの道のり

 こんにちは、公園好きです!みなさま、お元気ですか?
 今日は、沼間にある沼間ファミリー広場に行ってみました。場所としては、逗子から田浦方面へ抜けるトンネルの200メートルほど手前にあります。そして、横浜横須賀道路の高架下にあります。何度か車で前を通ったときに、園内が一瞬チラッと見えるのですが、外国のギャング映画や日本の刑事ドラマの1場面に出てきそうな薄暗い雰囲気で、奥のほうに遊具らしきものが見え隠れして、公園好きとしてはいつもものすごく気になっていました。
 今回はバスでアクセス。というのも、この公園の眼の前に「沼間坂上(高架下)」のバス停があるからです。目印としては、公園の前を通る国道の反対側に、ファミリーマートがあります。

園内の第一印象は・・・

 広場のなかに入ってみます。入口は、赤と白のペンキが塗られたガードレール3つのみ。それらが人1人通れるほどの狭い間隔に配列されています。自転車やバイクでは入ることのできない絶妙な幅です。入口の周りには金網が張られており、そのまま、広場の周りをグルっと一周囲っています。
 なかに入って最初に抱いた印象は・・・「ひろい」・・・思わず、小さな声でつぶやいてしまいました。これまで何度か車の中から、チラッと目にしたときには想像しえなかった広さです。高速道路の高架下の空間を本当にうまく活用しているなあ、と「いいね!」ボタン押下。

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広い園内

 入ってすぐ右側には、水道があります。蛇口をひねってみると、水がちゃんと出ました。左側には、近所の町内会の立派な防災倉庫が設置されています。どの公園もそうですが、必ずと言ってもよいほど、敷地内片隅にその地域の自治会の倉庫があります。子どもたちが遊ぶためだけではなく、地域の中心の1つとしての役割を果たしていることがわかります。

高架下の人工美

 人工のものを作品にする写真家の方がいます。一見被写体になりそうもないのですが、そのなかに潜んでいる美しさやおもしろさを見出すのだと思います。これまで、そのよさがよくわかりませんでした。けれでも、今回この広場をおとずれ、真上にある高速道路の高架を見上げたとき、「おー、これはおもしろいなあ」と素直に感じてしまいました。そうした写真家の方の気持ちがわかるような気がしました。高速道路を支えている円柱の柱の力強さ、その柱上方のハシゲの頑丈さ、上方前方へと伸びていく高架裏面の重厚さ。支えの柱が、真っ直ぐではなく、交互にずらして配置されているのにも初めて気づきました。強度を増すためなのでしょうか。

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高架下のようす

遊具たち

 高速道路の高架の無機質な美に感銘を受けつつ、遠方に見える遊具を目指します。まずあるのは、ボール入れの遊具。池子児童公園や向原東公園にもありました。その日は曇り空。また高架下で薄暗いため、ボール入れの、赤、青、黄の色が鮮やかに映えるように感じます。遊び方としては、ボールを上の大きな穴に投げ入れ、下方斜めに空いている3つの穴のいずれかから落ちてくるのを待って、受け取ります。中に鉄の棒が入っているのか、どの穴から落ちてくるか、思ったよりもわからないので、結構楽しめます。

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ボール入れ国語の

 そこから少し離れたところ、公園の一番奥に、うんていとすべり台がありました。曇天と高架下の薄暗さのなか、うんていとすべり台の柱に塗られた黄色も鮮やかに見えます。ところで、うんていは漢字ではどのように書くかご存知ですか。「雲梯」と書くそうです。今回キーボードで漢字変換をしてみて初めて知りました。
 すべり台の方は、「使用禁止」。これまでいくつかの公園に実際に行ってみましたが、古くなってしまったため、「使用禁止」になっている遊具がけっこうありました。すべり台、シーソー、木製の複合遊具など。老朽化した遊具たちが、修復されたり、新しいものに替わったりして、子どもたちが、早く安全に遊べるようになるといいですね。

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うんていとすべり台

園内の植物かんさつ

 園内にどんな植物があるか、観察してみました。まず目についたのは、シュロとヤツデ。シュロは、ヤシ型の葉っぱがうえに突き出し、全体は茶色の硬い毛で覆われていて、どことなく昆虫のゲジゲジに似ているような感じがして、小さい頃はあまり好きではありませんでした。ヤツデも、暗くジメジメしたところに生えていることが多くて、あまり好きではありませんでした。ところが、最近、シュロもヤツデも、そのへんてこなかたちがおもしろく思えるようになり、好きになってきました。シュロは、いろいろなものの材料として利用されることも知りました。幹は柱、器やお皿、鉢やお盆、まわりの茶色の硬い毛は縄、はけ、ほうき、ヤシ型の葉っぱは毛払い(けはらい)、夏用のぼうし、敷物にするようです。まったく無駄がありません。ヤツデは、新緑の捨てがたい美しさを持っています。凸凹コンビを写真におさめました。

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シュロとヤツデの凸凹コンビ

 先程のすべり台の下に力強く生えている植物がありました。イタドリ、またの名を、スカンポ。イタドリは、タデ科で、漢字では「虎枝」と書くそうです。春になると道ばたや土手、荒れ地などいたるところに生えてきます。梅雨の雨をたくさん吸収して、みるみるうちに身丈をゆうに超えるほどにまで成長します。その生命力の強さに圧倒されます。この雑草、ちぎって切り口を舐めると酸っぱい味がするそうですよ。

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イタドリ(スカンポ

 イタドリのすぐ隣には、シオンが生えていました。ハルジオンでしょうか、ヒメジオンでしょうか。こちらもいろいろなところで目にする雑草ですが、最近いいなあと思うようになってきました。かつて、ある知人が、華麗な花なんかよりも、その辺に何気なく生えている雑草のほうがおもしろいと思うようになるときが来るかもしれないよ、というようなことを言っていたことを思い出しました。

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シオン(紫苑)

 まだありました。確信はありませんが、この鳥の足の形に似た葉っぱは、たぶんウラシマソウだと思います。

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ウラシマソウかな?

 5月ころ、三浦半島の低い山にハイキングに行くと、必ずと言ってよいほど目にするこの植物。この公園で見つけた時は、まだ花は咲いていませんでした。もう少しすると、葉っぱの下に濃い紫色をした筒状の花を咲かせます。その先端から、これも濃い紫色の糸状の穂を長く伸ばします。それを浦島太郎の釣り糸に見立ててこの名がついたとか。この植物でもう1つおもしろいのが、その受粉のしかた。小さなハエによる虫を介しての受粉です。このハエはオスの花のなかに侵入しその花粉を身にたくさんまといます。オスの花の下のほうには隙間があるのでそこから脱出して今度はメスの花の中に入ってきます。そのなかで動き回っているうちに受粉が行われます。ところが、メスの花には脱出することのできる隙間がありません。だから、ハエは受粉させられたあとは、メスの花のなかで死んでしまうそうです。つらいです。そういえば、花のなかで小さなハエがたくさん死んでいるのを目にしたことがあります。あれは、メスの花のほうだったのですね。
 公園の側面には、苔むした土手があります。苔の新芽の色に惹かれ近づきます。すると、この土手は、なんとコンクリートでできていました。もともとは土砂崩れ防止のためのコンクリート剥き出しの斜面だったのでしょうが、湿気の多い環境のなかで長い時を経たので、表面を苔が覆うようになったのでしょう。自然と人工の共存。感慨深いものがありました。それと、撮ってきた写真を見て後で気づいたのですが、ダンゴムシもいたのですね。2匹ほどしっかり写り込んでいました。

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土手の苔(こけ)

 土手の写真を撮っていると、またおもしろいものを発見しました。排水口から、雑草が生え出ています。「雑草のごとく」という言葉を文字通り行ってしまっているその生命力の強さに、またまた「いいね!」ボタンです。

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排水溝から生え出る雑草

 沼間ファミリー広場、満喫しました。公園に入る前は、高架下で薄暗く、何となくネガティブな印象を持ちましたが、実際に入ってみると、いろいろと味があるものを発見することができたので、とても楽しむことができました。人それぞれ、感じ方が違うのでわかりませんが、少し変わった雰囲気の公園に行きたくなったら、ぜひ、オススです!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

 さてと、次は、どの公園にいこうかな。

この公園の基本情報

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