逗子の公園

海の街、神奈川県逗子市の公園をご紹介するブログ

【体験記】向原東公園に行ってきました!

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向原東公園

 

 こんにちは、公園好きです!みなさま、お元気ですか?
 今日は、桜山にある、向原東公園に行ってきました。風薫る季節で、とても気持ちよかったです。

公園まで

 今回は、第一運動公園の駐車場にあるダイチャリ置き場からアクセス。JR横須賀線の池子の踏切をわたって、少し進んで左に曲がって、歩いて4、5分ほどです。

 公園に到着すると、手作りの看板が温かく迎えてくれます。さっそく入ってみます。

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公園の看板

 わたしがこの公園を訪れたとき、つつじが咲き誇っていました。なんとも、きれいでした。

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咲き誇るつつじの花

遊具たち

 まず目に入るのは、中央に設置されたボール入れの遊具。池子児童公園沼間ファミリー広場にもありました。上に開いた大きな穴にボールを投げ入れ、下方に開いた3つの穴のどれかから落ちてくるのをキャッチして遊びます。なかに棒が入っているので、どの穴から落ちてくるかが思ったよりもわからないので、けっこう楽しめます。

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ボール入れの遊具

 公園のすみには、鉄棒があります。小さい頃、この鉄棒でよく遊びました。当時も、オレンジ色が基調でした。何度も塗り替えもされているだろうに、この色は、この鉄棒のシンボルカラーとして受け継がれているようです。設置されている場所、見る角度、高さなどから、当時と全く変わっていないことがわかります。

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鉄棒

 かつては、一番低い鉄棒のすぐ隣に、おうまの遊具がありました。骨組みや座る鞍(くら)の部分 は鉄製で、頭の部分だけが木で作られていた覚えがあります。2頭が横に並んでいて、1頭は赤、もう1頭はたしか青だったと思います。今の公園によくあるスプリング遊具の前身のようなもので、またがって前後に揺らすことができました。

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かつておうまの遊具のあった場所

 このおうまの遊具があったので、当時は、この公園は「おんまの公園」と呼ばれていました。今でもこの愛称が残っているかはわかりません。小さい頃は、いや今でも、わたしのなかでは、この公園はずっと「おんまの公園」です。今回、この記事を書くために訪れてみて、「向原東公園」とういう立派な名前があることを初めて知りました。
 この公園で、やわらかいボールをグーの手で打つハンドボールをよくしました。その時、キャッチャーの役目をしてくれたのがこのおうまの遊具。空振りしても、ちょうどいい具合にボールがおうまの遊具に当たって、後ろにそれません。ルールにもいろいろありました。花壇に当たれば即アウト、打ったボールが向こう側の柵を越えたらホームラン・・・。昭和。今の公園は心なしかお上品で、すまし顔をしているように感じられました。

柵の思い出

 公園を囲む柵がずいぶん高くなったことに驚きました。大人の背丈よりも高いほどであるのに加え、フェンスの穴が小さいため外から公園の内部が見えません。
 前は、といっても何十年も前のことですが、腰ほどのたかさの細い鉄パイプでできた柵でした。上の部分は幅5センチほどで、そこに乗って綱渡りみたいに歩いて公園の周りを一周することができます。スタートは、公園の入口。反時計回り。まずは、前方右側の角にあった今は無きコンクリートの電信柱を目指します。次の直線は、横がたしか廃材置き場になっていて、その突起物を伝わって2つ目の角へ。バックストレートは、キョウチクトウの枝につかまりながら渡っていきます。途中にあるけやきの木も絶好の休息ポイント。次の直線は、もみじの枝をたよりにクリアー。最後の直線になると木でできた町内会の看板などがけっこう立っていて、ここまで来るとゴールを確信することができます。そして、ついに、ゴール。同級生や高学年のお兄さんたちが迎えてくれます。この柵を落ちないで一周できると、なんとなく、そのグループのなかで認められたような気になったものでした。

JR横須賀線通過

 おっと、こんなことを思い出していたら、近くの踏切がカンカンカンと鳴り出しました。この公園はJR東逗子から歩いて7分ほどのところにあって、線路に面しています。右左どちらから来るのか。けっこう待ちました。2分以上・・・右からでした。JR東逗子駅からの横須賀線の上り電車です。駅を出たばかりですし、逗子駅はすぐ近くなので、ゆっくりと走っています。この車両、最近新しくなったものだとか。1つまえのものと比べると、車体が少し角ばったような印象を受けます。横須賀線特有の、ベージュと少しだけ紫がかった青色も少し鮮やかになったような気がします。「いいね!」


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砂場と花壇

 他には、砂場と花壇がありました。正方形の砂場は今はもう使われていないようです。砂の量が減り、下の地の土が出てきてしまっていました。砂場のやわらかさを失ってしまっていました・・・

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砂場

 そういえば、最近、公園で砂場を見なくなったような・・・。一生懸命溝を掘って、砂山でトンネルを作って、そこにバケツで水を流し込んで、ドロドロの濁った水が流れて、そこにトゲトゲした松の葉っぱがよく落ちていて、チクッとして、ネコだかイヌだかのフ○を掘り当ててしまって・・・そうして遊んだときの手の感触やにおいを今でもすぐに思い出すことができます。
 花壇も昔からあって、春にたくさんのチューリップが植わっていたのを覚えています。でも、今は使われていないようです。この花壇の縁のレンガの対角線の角から友だちと同時にスタートして、どっちが先に反対側の角に着けるかよく競争しました。途中で出会ったら、ジャンケン。負けたらまたスタート地点に戻ってやり直し・・・

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花壇

風と新緑

 この公園を訪れた日はまさに五月晴れ。風が少し強めで、まさに風薫る日でした。空を見上げると、大きなけやきの木がありました。この木もよく覚えています。なんで覚えているかと言うと、木肌です。前に書いた柵のうえを一周する時に一休みしたのか、かくれんぼか何かをしてこの木の裏にでも隠れていたのでしょうか。この場所にこの木肌の木があったということで覚えていました。当時は、この木がけやきであることも知らずにいました。今はものすごく大きくなっていますが、わたしがこの木に出会った時は、どのくらいの大きさだったのしょうか。
 そして、左側にはもみじがあります。もみじは紅葉で有名ですが、新緑もなんとも美しいです。「それにしても、きれいだなあ」と思っていると、サッと風が吹き始めました。周りはとても静かで、5月の風にそよぐけやきともみじの葉っぱの音がとても心地よく、おもわず画像に収めました。


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 いやー、向原東公園、満喫しました。

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

 さてと、次は、どの公園にいこうかな。

この公園の基本情報

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